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令和4年度 決算のお知らせ

保険給付費が急増し、経常収支で8億23百万円の赤字に

決算の概要(単位:百万円)

  • 収入

    健保組合の主な収入源で、みなさんから納めていただく保険料は、被保険者数の減少により、前年度比5億50百万円減少の316億16百万円となりました。

  • 支出

    主な支出はみなさんが病気やけがをしたときの医療費や手当金にあてられる保険給付費と、高齢者医療を支えるために国に納める納付金です。
    保険給付費は、新型コロナ感染拡大により1人当たり額が前年度比+6.4%と大幅に増加したことで、前年度比5億50百万円増加の195億73百万円となりました。納付金は、令和2年度にコロナ禍で医療費が減少した分の返還金が生じたことで、前年度比9億3百万円減少の107億81百万円となりました。保健事業費は17億99百万円となり、健診や人間ドック、特定保健指導などの各種疾病予防事業を実施しました。

  • 収支状況

    令和4年度は保険給付費の急増が響き、実質的な収支状況を示す経常収支で8億23百万円の赤字となりました。収入不足を補うための別途積立金の取崩し20億円等を含めた総合収支では94億61百万円の決算残金が生じました。決算残金は、94億49百万円を別途積立金に追加積立し、13百万円は財政調整事業繰越金としました。

健保組合は、国の代わりに40~64歳の被保険者から介護保険料をお預かりし、介護納付金として国に納めています。
令和4年度は国に納める介護納付金39億64百万円に対し、介護保険収入39億72百万円となりました。収支差引額1億7百万円は、全額を準備金へ追加積立しました。

決算の概要(単位:百万円)

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