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前日に食べすぎたときの食事のとり方
小島 美和子(有限会社クオリティライフサービス代表取締役・管理栄養士)
食べすぎた翌日の食事のとり方は、1日の体調やその後の体重増加に影響します。
ちょっとした食べすぎは、翌日にリセットすれば、いつもどおりのコンディションに戻すことができるので、ポイントを押さえて早めに戻しましょう。戻し方がわかっていると、食事会なども楽しむことができます。
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Point 1 いつもの時間に朝食をとる
翌日の朝、空腹を感じなくても、朝食はいつもの時間にとりましょう。朝食をとることで体内時計がリセットされ、全身の機能がスムーズにスタートするので、代謝が上がり、1日の消費カロリーが増えます。
お腹が空かないからと朝食を抜いてしまうと、体内時計の朝のスイッチが入らず、代謝も上がらないので、カロリーを消費しにくく、前日の食べすぎを長く引きずることになります。
食べる量はいつもより少し控えめにして、昼食前にちょうどお腹が空く量に調整しましょう。 -
Point 2 こまめに動いて、間食を控える
朝食をとったら、少し体を動かしましょう。ラジオ体操をする、通勤で歩くスピードを上げる、階段を積極的に使うなどがおすすめです。するとさらに代謝が上がり、消費カロリーが増えます。昼食後のウオーキングなど、昼間もこまめに動きましょう。
食べすぎた翌日は間食を控えることも大事です。脂肪は食間に燃焼しやすいのですが、間食をとると脂肪が燃焼されにくくなってしまい、前日に食べすぎた分が脂肪に変わりやすくなります。