Health Check
ニーズに合わせて取り組みやすくなっています
忙しい日々のなか、特定保健指導に参加するのは大変かもしれません。
近年は、参加者の負担を軽減するため特定保健指導の実施方法がアップデートされています。
面談の受け方や取り組み方が多様化しています
新型コロナウイルス感染症の流行後はさまざまなシーンでオンライン化が加速しましたが、特定保健指導もICTを活用した方法が推進されています。勤務形態(在宅勤務等)や立地(遠隔地等)をはじめ、多様なニーズに対応できるよう実施方法が見直されています。実際に下記のような事例も増え、参加者の負担が軽減されていますので、忙しい人でも参加しやすくなっています。
特定保健指導もアップデート中
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特定健診当日に特定保健指導も実施
特定健診との同日実施により、スケジュール調整の手間なく初回面談を受けられる。
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面談をオンラインで実施
面談場所への移動が不要になり、忙しいときでも効率的に初回面談を受けられる。
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スマートフォンアプリを利用
チャットでのサポートや、日々の体重・歩数を確認できる機能でモチベーションの維持に。
※上記は一例です。
〈2024年度から〉 特定保健指導の成果が出れば早く終了
2024年度の特定保健指導から、成果を重視した評価体系へと見直されます(アウトカム評価の導入)。特定保健指導に参加して3カ月以上経過後の評価で、主要達成目標(腹囲2cm・体重2kg減※)を達成した場合には特定保健指導が終了となります。
特定保健指導のモデル実施では、腹囲2cm・体重2kg減を達成した人は翌年の健診結果も改善傾向が認められています。これから特定保健指導に参加する方は、目標の一つにしてみましょう。
※ 腹囲2cm・体重2kg減が未達成の場合、生活習慣病予防につながる行動変容や過程等を含めて評価されます。