walking

岩国・錦帯橋

錦帯橋

錦川にかかる錦帯橋は、5つの木造の橋が連なる独創的な構造。この架橋技術は「流されない橋を作りたい」という先人たちの情熱と、独自の技術によって生み出され、現代においても高く評価される。

〔時間〕8:00~17:00 ※観光シーズン中は18:00まで。夏期は19:00まで。※24時間入橋可能。料金所に人がいない時間は、夜間料金箱に料金を入れる。
〔料金〕大人(中学生以上)310 円 小学生150 円 ※岩国城ロープウェー・岩国城とのセット券あり。
〔電話〕0827-41-1477(錦川鉄道株式会社岩国管理所)

日本三名橋のひとつに数えられ、5連のアーチが美しい「錦帯橋」。
世界にも稀なこの木造アーチ橋を渡り、岩国城のある城山からの展望を楽しめるウオーキングコースをご紹介。

コース距離:約6.5km 約3.0時間/約10,500 歩

  • 1.岩国市観光交流所「本家 松がね」

    1850年頃に建てられた建物。岩国を代表する商家で、びん付け油「松金油」を製造販売していた。見学や休憩、特産品の試食、試飲ができる(有料)。
    〔時間〕9:00~17:00 ※4~8月は18:00まで
    〔休み〕なし 〔料金〕 無料 〔電話〕0827-28-6600

    甲冑体験
    岩国藩鉄砲隊保存会が所有する鎧兜を身につけて記念撮影ができる。同時に2名まで。子ども用もあり。毎週土・日曜日開催。※要予約

  • 2.吉川史料館

    吉川家に伝わる歴史資料や美術工芸品を展示している。御庭焼体験として篆刻(てんこく)体験や、学芸員解説、陶芸体験もできる(要申込)。
    〔時間〕9:00~17:00(最終入館16:30)
    〔休み〕水曜日 ※祝日の場合は翌日・年末年始(年末~1月1日)・展示替え(年3回)
    〔料金〕大人500 円、大学・高校生300 円、小・中学生200 円
    〔電話〕0827-41-1010

  • 3.岩国徴古館

    1945年に完成した石造り風の重厚な建物。歴史資料、美術工芸品、錦帯橋関連のコーナーなどがある。
    〔時間〕9:00~17:00
    〔休み〕毎週月曜日(祝日の場合は翌日)・年末年始(12月29日~1月3日)展示替え(年6回)※臨時休館あり。
    〔料金〕無料 〔電話〕0827-41-0452

  • 4.吉香神社

    吉川家の先祖を祀る神社。2004年に国の重要文化財に指定された。
    〔時間〕7:00~17:00
    〔電話〕0827-41-0600

  • 5.岩国城

    初代岩国藩主吉川広家によって1608年に造られた山城。一国一城令により築城後7年で取り壊された。現在の天守は、1962年に再建された。
    〔時間〕9:00〜16:45(最終入館16:30)
    〔休み〕ロープウェー運休日
    〔料金〕大人(中学生以上)270円 小学生120 円 
    〔電話〕0827-41-1477(錦川鉄道株式会社岩国管理所)

  • 6.護館神

    岩国城の石垣を切り出した石切場。天災や藩の政治が乱れた際、社殿を建立し護館神が祀られたという。

  • 城山展望台

    岩国市内を一望できる。

  • 三代岩国藩主 吉川広嘉(ひろよし)公像

    広嘉公の着想により1673年に錦帯橋が架橋。
    翌年に流失するもすぐに再建され、以後1950年の台風で崩壊するまで一度も流失しなかった。

  • 岩国国際観光ホテル 錦帯橋温泉「いつつばしの里」

    岩国城を望みながら入浴できる「夕霧の湯」と錦帯橋を眺めながら入浴できる「朝霧の湯」があり、毎日男湯と女湯が入れ替わる。
    〔時間〕月~木曜日11:00〜22:00(最終受付21:00)金・土・日曜日・祝日・祝前日は11:00~17:00(最終受付16:00)
    〔料金〕大人 1,700円 子ども 800円
    〔電話〕0827-43-1111

  •  岩国市観光交流所「本家 松がね」は、今も町家の面影が残る通りにあり、現在は観光客の立ち寄り処となっている。ここから錦帯橋に向かって歩こう。
     錦帯橋の中央の3連アーチは階段になっている。上ると思ったより高さがあり、周りの景色をぐるりと見まわしたくなる。橋を渡り吉川(きっかわ)史料館へ。旧岩国藩主吉川家の貴重な歴史資料が見学でき、岩国城を仰ぎ見る美しい庭園に面したロビーで休憩もできる。その先の岩国徴古(ちょうこ)館は、展示物だけでなく、風格ある建物や内装デザインも見どころだ。
     吉川家の祖霊を祀る吉香(きっこう)神社を参拝したら、次に岩国城に向かおう。歩いても登れるが、ロープウェーに乗ると、上昇とともに徐々に広がる岩国城下町の景色が楽しめる。
     山頂駅から少し歩くと岩国城だ。天守閣の展望台からは、陽光に照る錦川や錦帯橋、瀬戸内海まで見渡せる。城から尾根に沿う道を歩き、護館神(ごかんじん)に参る。巨大な岩に囲まれ、神秘的な雰囲気だ。
     さらに歩き、城山展望台で絶景を眺めながら一休みしたら、展望台登山口に下りよう。護館神から展望台登山口の間は山道のため、歩きやすい靴がおすすめ。
     再び錦帯橋を渡り、錦帯橋温泉「いつつばしの里」で疲れを癒し、帰途につこう。

INFORMATION

🚃JR 山陽新幹線新岩国駅より「錦帯橋行」バス約15 分
🚙山陽自動車道岩国IC から約10 分

岩国市観光協会

Tel:0827-41-2037
Web:https://iwakuni-kanko.jp/

岩国市 観光振興課

Tel:0827-29-5116
Web:https://kankou.iwakuni-city.net/

 

Check it up! マンガ岩国人物伝

岩国徴古館が発行する岩国ゆかりの人物を取り上げた歴史マンガ。
先人の生き方や志をわかりやすく紹介している。
※岩国徴古館で販売

  • 岩国寿司

    酢飯の上に錦糸卵や岩国れんこんなどを並べて何層にも重ね、大きな木桶でつくる押し寿司。祝い事や献上品として、山の上の城まで運搬が便利な食べ物として考案された。

※営業時間や料金等は変更される場合があります。

CONTENTS